1. 子どもたちの成長を全力でサポートしよう
色々なことを学び、色々なことを経験して、気がついたら出来るようになっているのが定型発達。気がついたら出来るようになって“いない”のが発達障害の子どもたち。まず私たちが子どもを理解すること。そしてプロンプト(介入)や配慮、トレーニングを実践し、一つでも二つでもできることが増えて、生きていく力を身に付けて欲しい。そのために私たちは、療育に関する幅広い知識とスキルを持たなければならない。
文武両道の本来の意味は、文(知識)と武(実践)が両道(両方)合わさって、初めて“できる”になる。知っているだけで、関わっているだけでは“できる”には至らない。ただ学びと実践にゴールはない。私たちが出来る事は少しかもしれない。それでもスタッフみんなで協力し、日々学び、経験を重ねて、子どもたちの成長を全力でサポートしよう。関わり方で子どもは変わるから。
2. お母さんの“わからない”に答えをだそう
自分が育ってきた経験がまったく役に立たない、どうしていいかがわからないと悩んだり、困っている親御さんは沢山います。日々いろんな問題も起きます。なので色んな相談が来ます。「そうね、そうね」と共感するだけで終わったり、「それが特性だから」と抽象的な言葉でまとめたり、それでは解決にならない。気持ちを聞いて共感するだけが僕らの仕事ではない。お母さんのご機嫌をうかがい、差し障りない、耳障りのいい言葉ばかりを並べて、結局どうしていいかの答えがない、それでは本当の相談相手と認めてもらえないし、真の信頼関係は築けない。でもそれは、すごく怖い、とても勇気がいることです。だからこそ私たちは学び、そして経験を重ね、精一杯原因を考え、方法をひねり出す。その積み重ねだけが、自信と勇気の源になる。
迷ったら、わからなかったら先輩に相談しよう。おれんじキッズには、いつでも頼れる先輩がいます。全国にもアメリカにだって頼れる先駆者たちがいてくれるから。