お子様の成長、そしてお母さんの『わからない』の解消のために。

「やりたいことをのびのびと」よく耳にする言葉ですが、その一方で、「やりたくないことはしない、やりたいことがやめられない、かんしゃくが強くて困る」というお悩みを数多くいただきます。「声掛けをします」とよく聞きますが、「片づけて」「集中して」「しないで」など、やってほしい事をそのまま言う声掛けでその子が出来るなら、療育は必要でしょうか。お母さんのお悩みに、「そうね、そうね」と共感し、話はよく聞いてもらえるけど、結局「なぜなんだろう」「どうしたらいいんだろう」という疑問は拭えないまま。「支援する」「寄り添う」「療育する」よく使われる言葉ですが、目の前のお子様に、何をどうするのか、具体的なことはあまり語られません。

 保護者の皆様からはこうした様々な疑問やご相談をいただきます。どれもごもっともな疑問です。こうしたお母さんたちの声にお応えするために、まず間違いないことは、私たちスタッフが知識と技術を持つことです。もちろん個人的感覚や思いつきではなく、科学的な根拠に基づくものでなければなりません。また、出来る事、苦手な事、ことばの理解など発達段階は子ども一人ひとり違います。なので一つの支援方法がすべての子どもたちに有効で、それさえやれば子どもが成長し、抱える問題が解決される、そんな魔法の特効薬はないはずです。

 こうした思いが、こども療育おれんじの現在に至る歴史であり、おれんじのスタッフ全員が様々な理論、事例をたえず学び続けている理由です。

お子様を理解しているスタッフが、確かな方法と技術をもって実践するからこそ、無理なく楽しみながら成長できると考えています。

 最後に、国内外の志ある方々のご協力で、私たちは様々な理論、考え方、事例を学ばせていただいています。まだまだ未熟ですが、目の前のお子様と保護者の方々に少しでもお役に立つことがご恩返しになると思っています。学びにゴールはありませんが、謙虚に学びを続けてまいります。